店主の料理人としての自覚

 食を通じて感謝を学び 食を通じて礼を知り

 食を通じて己を磨く 是すなわち人の道

う奈ぎ道場・道場主の料理人としての自覚

○○○祭りイメージ
私は長年日本料理の道を歩いて参りました。

そして、料理と茶道によって
日本の伝統と技と心を学び、
現時点で私が気づいたものは、
『心無きもの料理にあらず』と言う事です。

言葉では簡単ですが、その奥の深さに魅力を感じ、
今もなお常に本物の料理に心をこめて
ご提供することに重きを置き、技術と精神を磨くことに日々修行しております。


店主紹介

○○○祭りイメージ● 全国日本調理技能師会        師 範
● 厚生労働省認定     日本料理専門調理師
● 職業訓練校        日本料理科指導員
● 日本式包丁道生間流(いかまりゅう) 中傳位
● 生間流清和会            理事長
● 茶道裏千家             宗 雄

● 29歳にて都内の日本料理店の料理長となる
以後、数店の料理長をつとめ腕をふるう
● 31歳より京都「萬亀楼」主人(生間流二十九代家元)よりお許しを頂き生間(いかま)流式包丁の門人となる
● 2005年イタリア ローマ市よりお招きに預かり現地にて式包丁・日本料理をご披露する
● 2007年9月 千葉県松戸市にて「う奈ぎ道場」をオープン以後、全国からうなぎを食べにきていただけるお店に成長
● 2012年 福岡にて「中洲 しか野」をオープン
● 2014年 千葉県松戸市にてう奈ぎ道場を再開


生間(いかま)流式包丁式

生間(いかま)流式包丁式 ・・・京の都に約1200年の歴史を受け継ぐ食の儀式

料理の伝統と格式を生間流包丁式より 学ばせていただきました。

このたび2009年5月生間流二十九代家元より「中傳位」を頂戴いたしました。

包丁人として大変光栄なことでございます。

 

≪藻隠れの鯛をご披露≫          ≪式に用いる 包丁と俎箸≫


生間(いかま)流式包丁について

式包丁は、京都御所に継承されます食の儀式でございます。

平安中期、すなわち藤原道長の時代に宮家よりつたわりましたて現在で1200年ほどになります。

式包丁は藤原一族によって完成され、当時の貴族・公家に伝わり、生間流は御陽成天皇の弟君、八条の宮(秀吉の養子となり桂の方に八条の宮家を名乗られ、後の桂の宮で今で申します桂離宮です)に仕え、その後京極の宮家、有栖川宮家と経過いたしまして、現在29代目家元であります。

烏帽子、袴、狩衣姿で、まな板の上の魚や鳥に直接手を触れずに包丁を使って料理し、めでたい形に盛りつける技で、その流儀のひとつが生間(いかま)流式包丁でございます。

一年のうちでも主に節会(せちえ)に行います。節会と申しますのは中国より伝わります祝日で、代表的なのが1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日でございます。

3月3日は桃花の節会、5月5日は端午の節会、7月7日は七夕の節会、9月9日は重陽の節会です。

その中でも重陽の節会は旧暦で申しますと10月以降にあたり、菊の花が咲き誇る時期で又、不老長寿を祝うたいへん華やかな節会でございます。

即ち式庖丁は、節会の折々に魚の切り方でもって瑞祥表現(おめでたい形)するもので、食するものではございません。

めでて、何かをおくみ取りいただき、次の宴に移っていきます。


茶道裏千家 (茶名 鹿野 宗雄)

≪初釜にて亭主をつとめる≫

礼儀作法と人に対する気遣いを茶道裏千家より
学ばせていただきました。

茶道のお稽古を重ねて自分の料理が大きく変わりました。

お茶事やお茶会等の懐石や点心も承ります。

初釜・炉開き・口切り・朝茶事・正午の茶事・夜咄の茶事等にご利用ください。

詳しくは、お気軽にご相談ください!